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基礎データ
購入/レポート日 2004年7月14日(火) 見た感じ
名称 お手製ベンダー(板金曲げ加工機)
入手場所(金額) ハンドメイド:1300円くらい
お気に入り度 ★★★
備考 アンダーガードを作る際にどうしても避けて通れないのが板金の曲げ加工です。
エイヤ!と曲げてもいいのですができることならば綺麗に曲げたいじゃないか。というわけで自作決定。

どうする?
今回ですね、アンダーガード自作を勢いで決めてしまったゆえに避けては通れない道ができてしまいました。
アルミ板金の加工です。その中でも、切るのは何とかなるとして、綺麗に曲げるのが障壁であろうと思いました。
で、またまたネットでいろいろ検索していて見つけたのが、林メカトロ工作支援室。まぁ端的に言うと、手製でロボットを作ってやろう(合ってる?)という趣旨のページでして、なにかとご自分でやってらっしゃるわけです。
とりわけこの方がすごいのは、
工作機械まですべて自分で作ってしまおう!というなんともエコロジック(?)な発想なのです。
そこに共感を受けた(というか単に貧乏な)むらともは、平たく言うとマネをしてベンダーを作ってしまおうという企てをしたわけです。
で、要するに
アルミ板金2mmを巾40センチ谷曲げできるベンダーを作成したいです。
とりあえずマネっこ
というわけで、林さんがやっていることをそのまま(風に)実践してみます。
そろえた材料は以下のとおり

台座、天板用木材 横60センチくらい 2枚
軸用スタッドボルト M8 2本
 同ボルト M8 6個
 同ワッシャー M8用 6枚
 同四角いナニカ M8用 6枚
曲げ受け銅棒 φ4mm50センチ 2本
抑え用ベニヤ 50センチ 1枚
押刃用金具 - 1コ
押刃抑えL字 - 2コ
木ネジ 3.5mm 適量

といった具合。合計金額にして
およそ1000円ってとこでしょう。ん〜激安。
ちなみに、上記ページでは真鍮棒となっていますが、高いので銅に変えました。1mで300円くらいっす。

で、詳細な製作過程はココでは紹介しませんが、おおよそ画像で判断してください。



土台と天板へ穴あけ〜〜
グリグリ〜〜


銅棒を挿入しますね。
3本並べて固定して、あとで真中の一本を抜くと。



銅棒を脇から挟み込むように細く切ったベニヤを打ち付けます。いっぱい釘を打ちましょう。


でけた〜〜
さっそく曲げてま〜〜す。


本体を(T-T)

ぐはっ。
これがノウハウってやつか
なんて事だ、アルミ板を曲げるつもりが、本体が耐え切れずに曲がっているではないか。
しかもL字の押さえも若干曲がり気味。
失敗です。

そのままやったつもりがだいしっぱ〜い。やっぱし人間は失敗して初めて成長するのですね。トホホ。


リベンジ
んー。そのまま真似しようとしてダメだったか。というか真似しきれてなかったんだよね。
なにがだめだったか。よ〜くかんがえよ〜、木と鉄は曲がるんだよ〜
というわけで、
曲がる前にアルミが曲がればいいわけジャン?という安直な結論に達した。
要は
もっと頑丈な材料で作っちゃれと。
再度ドイトに走り、もっと頑丈そうな素材を探すと、あったあったありました。
厚さ40ミリのいかにも頑丈そうなツーバイフォー材が。
即購入。お値段なんと
178円(税込)。買い足してもヤッスーイ

で、再度作ってみましたよ。
今度はチョー頑丈そう。なんつったって一切曲がらないから。


ジャンジャー〜ーん

今度は学習して、刃を直付けにし、しかもグライダーで削りとがらせました。
そう、
人間は考える葦なのである(意味はよく知らない)
学習をするのです。

曲げてみる
早速曲げてみます。



マーキングにあわせ、アルミをかませます。
慎重に、押刃がラインに合うように。んでこの状態で上のボルトを軽く手で回し、アルミを固定してしまいます。


ここからはメガネレンチの出番です。
林さんのページに合った、工事現場でよく使ううんぬんは、ドイト価格400円ちょっとだったので、今回不要!との結論に達しました。
お金に余裕のある方はゼヒ!
っていうか余裕のある人はベンダー自体購入してください。
ま、でもぶっちゃけ2mm40センチのアルミ板を曲げられる能力を持ったベンダーはなかなか高価ですぞ!!


第一段階
お!上手い事いった!


第二段階
おーーー!
ちゃんとできとるやないけ!
やるやないの。

というわけで何度か失敗しましたが、手製ベンダーの完成です。
実際のところ、こいつが40センチ巾の2mmアルミを曲げる能力があるかは、まだ不明です。(笑)
アンダーガードの製造で否が応でも試すことになりますのでネ。

ふっ。

さー、あなたも今日から板金屋さん!!
追加情報 ドイトは微妙!

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