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Lastupdate 09/02/05
ダッホンダ!
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嗚呼、北海道 その1

2003年9月5日からライダーの聖地?北海道へ行ってきました。
実家が北海道の癖にバイクに乗っていなかったことを非常に後悔した今回のツーリング
なんてこったい。全国のバイク乗りの皆さん。さっさと北海道へ行くべし!

大洗港〜苫小牧港の巻

9月5日(金)普通に会社に出社した。
いつもと何も変わらない週末だ。ただ23:59発のフェリーにて北海道へ向う事意外は。うひ。
興奮しているのか全く仕事が手につかず、早々に仕事を切り上げる。気分はすっかり北海道だ。
自宅のある板橋から大洗までおよそ120キロ。2時間もあれば足りるだろうと甘い考えをしていた俺は早速痛い目を見た。たかだか120キロに3時間半。フェリーにバイクを乗せる場合は出港の2時間前までには港に到着する必要がある。いやー東京の道って怖いね。さっさと会社を切り上げてよかった。
結局港には9時前に着いた(笑)
港についてまずやることといえば、写真撮影→(笑)
は、当然のこととして、乗船名簿への記入を行った。普段自分のバイクのナンバーなんて気にしないので、書類をバイクまで持っていき記入した。乗船手続きを完了すると、乗船のための待合所にバイクを並ばせた。
周りには数台のバイクが。あまり人数は居ないようだ。




大洗から苫小牧まではおよそ20時間。その時間には船酔いの恐怖との戦いは必須だ。
ただ俺のバッグには強い見方バファリンちゃんが潜ませてある。
ちょっと知ってる人に話すと、1万トン以上もあるフェリーは揺れが少ないから大丈夫だろうと勇気付けられた。
だけどしっかり酔いました。あの微妙な揺れが酔いを誘うよね。




この大きく開いた口から俺はバイクごと乗り込む。
バイクの前に長距離トラックがどんどんどんどん船のお腹に収まってゆく。現在仕事で流通システムの開発に携わっている俺は、その光景をみてただただ唖然とした。いやーこういったかたがたの消費者に見えない努力があるから今の日本があるんだね〜とちょっと感心してしまった。すばらしい。
いやーしかしアンタずいぶん積むのね。そんなに積んで沈まんかい?とすでに気分は北海道という感じの北海道弁を微妙に漂わせつつ、俺はフェリーに乗り込んだのさー。




船上で受ける風はとにかく気持ちいい。夜風に吹かれながら、俺は一人船酔いにだけはなりたくないと願っていた。
しばらくデッキに立っていると、ブォ〜〜〜〜〜〜〜〜っとフェリーの汽笛が(俺の心の中でだけ(笑))鳴り響いた。さぁ出港だ。


朝を迎え微妙な船酔いと戦っていた。外の風にあたりながらふと目をやると遠くに陸地が見えた。さらば内地(注:北海道弁=本州)さっさと北海道へついてください!もう俺の胃袋は限界です。
朝食を取りながら、隣の具合悪そうにグロッキーになっている女性をみてもっと具合が悪くなった。隔離希望。

苫小牧への入港は19:45の予定、クソっあと10時間も有るのかヨ。と思ってもそこは大海原のど真ん中。俺のようなちっぽけな存在にはなにもどうにも出来ない状況だったので、おとなしくあきらめました。

ちょっとここでワンポイントアドバイス。
北海道行きのフェリーは夕刻発のほうがよさげですね。夕方に出港して眠り、ちょっと遅くまでだらだらしてると気づいたときには北海道です。深夜発だと丸一日をフェリーの上でぼーーーーーーーーーっとしてなければいけません。




フェリーに飽きた俺に海はすばらしい景色を見せてくれた。
海から見る夕日は格別だった。
ちなみにこの写真、当然のごとく三脚を使用しているので、余裕っぽく写っていても、数秒前までは猛ダッシュの攻防が繰り広げられている。
言ってみれば大人の余裕とでも言うのだろか。
ただ、野球をやっていた学生時代ならば、息は上がっていなかったことは間違いないだろう。ゼェゼェ。

そんなこんながありまして、ついに無事北海道へ上陸することができました。北海道についてまずそこにまっていたのが、こなくていいと言ったにもかかわらず、ひょうひょうとした面で迎えにきていた両親。このあとすし屋に行くまでは本当に轢こうかと思っていたのは内緒だ。ちなみに行ったすし屋はトリトン清田店、苫小牧港から国道36号を札幌方面へひた走り、右手に見える大型(といってもカッパよりは小さい)の店舗。北海道のすしは回転寿司でも十二分に美味い。カッパ寿司はおすしじゃない別の食べ物として食べてください。ちゅーかトリトンは美味かった。今のお気に入りは、某イングランド代表のまねをしてカリフォルニアロールと言っておく。
この店でフェリーのなかで何度か目撃したライダーを見つけた。人見知りの激しい俺は挨拶もなしにそそくさと店を後にした。

つづく

便利?情報 大洗、苫小牧間のフェリーの予約はココでしました。ちょびっと安くなります。
フェリーの中までヘルメットを持っていくのは邪魔です。バイクに縛り付けておきましょう。どうせ入港までは誰も入れないので盗まれることはまずないと思います。
札幌まで(というか俺の実家まで)はおよそ90キロ23:59の船に乗ると家に着くのは24時くらいです。

その2

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